
趣味を楽しむプライベート空間のアイデア
趣味と一口に言っても、一人で没頭したいもの、家族や友人と一緒に楽しみたいものなど、種類や楽しみ方もさまざまです。趣味を持つことは、心と体の健康にもポジティブな効果をもたらすとされています。趣味はただの娯楽ではなく、健康にも影響する。ならば、家族が楽しく幸せに、健康に過ごすためにも、趣味の時間はそのことだけに集中できる空間を家の中に作りたいものですよね。本記事では、さまざまな趣味を想定しながら、プライベート空間を作るためのアイディアが詰まった実例を8つご紹介します。
集中力が高まるスタディースペース

備え付けのカウンターやフローティングシェルフ、壁の色をダークトーンでまとめたスタディースペース。視界に入るインテリアの大部分を落ち着きのあるカラーにしたことで集中しやすい環境に。勉強や仕事に限らず、一人で考えながら楽しむような趣味にも適した空間です。
秘密基地のようなシークレットスペース

居室が集中する2階に設けられた6帖のシークレットスペース。親族や友人が泊まる際には、就寝スペースとして活用できる空間です。普段はまるで秘密基地のように、子どもにとっては遊び場、大人にとっては休憩の場として、プライベートな時間を楽しめます。
仕事にも趣味にも没頭できるフリースペース

間仕切りに沿って配置されたデスクと、丸テーブルが置かれた自由度の高いスペース。仕事の場として適しているのはもちろん、テーブルではハンドメイドの趣味などもはかどりそうです。数人が同時に使用していてもそれぞれの趣味に没頭できる、ゆとりのある空間になっています。
土間でLDKと程よい距離を取る和室

LDKとの間に、土間を挟んで造られた和室。障子を開ければ家族の気配を感じながら、自分の時間を楽しむのにちょうどいい距離感が保てます。障子を閉めれば個室になり、しっかりとしたプライベート空間を確保。趣味の内容や気分によって空間を柔軟に変えられるので、いろんな楽しみ方ができます。
大スクリーンでシアタールームを兼用するリビング

プロジェクターと巨大なスクリーンが設置されたリビング。スクリーンの前には大きなソファーが置かれ、映画鑑賞やスポーツ観戦が好きな人にとっては夢のような空間です。家族や気心の知れた仲間が集まり、みんなで映像を楽しむ時間を満喫できる、リビング兼シアタールームです。
野外を楽しむギアを集約するインナーガレージ

両サイドにオープンシェルフが設置された広さのあるインナーガレージ。スポーツ用品やアウトドア用品、バイクや自転車を整備する道具など、あらゆるギアを集約できる収納力があります。広いスペースで愛車のメンテナンスを行なったり、キャンプ準備をしたり、野外のアクティビティが好きな人にとってはロマンが詰まった空間です。
室内からも愛車を眺められる家

愛車を居住空間からも眺められるように設計された家。インナーガレージと土間、土間と居住空間はどちらもガラス戸で仕切られ、室内にいながら自然と愛車が目に入るように空間が構成されています。インナーガレージで車を守りつつ、いつでも眺められる、車愛好家の「車と暮らしを共にしたい」という希望が叶う家です。

アウトドア料理も気軽に楽しめるコンクリート庭

手入れが楽になるコンクリートの庭。庭のスペースに合わせて外壁を室内側にへこませたような構造で、軒の出に十分な深さを確保。雨が降っていてもぬれない範囲が広く、雨天でも庭で過ごす時間を楽しめます。木のフェンスで囲ったことで無骨になりすぎず、プライバシーもしっかり守れる工夫が施された空間です。
まとめ
趣味を楽しむプライベート空間は、完全な個室もあれば、視覚的に集中しやすい工夫がなされたスペースなど、作る方法も多様にあります。人によって趣味趣向は異なりますし、年齢を重ねて変わることもあるはずです。自分自身や家族にとって趣味を楽しめる空間にはどんな要素が必要なのか、たくさんの施工事例を見ながらアイディアを蓄積していきましょう。