頑張らずにキレイを保つアイディア満載 使い勝手のいいエントランス 実例8選
エントランスは、家族を送り出し、迎え入れる場所であり、訪れる人が最初に目にする場所。一日に何度も使うからこそ使いやすさにこだわって、頑張らずにキレイな状態を保てるようにしたいものです。そのために必要な広さや収納力、+αの要素は、家族の人数やライフスタイルによって変わってきます。本記事では、さまざまなアイディアが詰まった、使い勝手のいいエントランスの実例8選をご紹介します。
2つの動線を確保したエントランス
広々とした玄関からLDKへとつながる動線と、寝室へとつながる動線を確保したエントランス。家族の帰宅時には寝室への動線を使い、シューズクロークを通ってアウターなどを収納してから自室へ。家族の生活動線に合わせて、よく考えられた間取りになっています。
玄関と室内をつなぐ土間の玄関ホール
玄関から玄関ホールまで、コンクリートで仕上げた床が印象的なエントランス。玄関にはロードバイクを置くスペースがあり、板張りの壁が玄関のアクセントに。壁一面を活用したフロートタイプの戸棚は、玄関ホールへの段差がある位置からカウンターの高さまで下げたことで、空間の広がりを感じられます。玄関の延長でありながら室内の延長とも捉えられ、玄関ホール以上の使い方ができる空間になっています。
家事動線が考え抜かれた収納位置
玄関横には壁一面が可動棚の大きなシューズクロークがあります。玄関扉よりも奥まった壁に棚が設置されているため、玄関扉の位置からは見えません。シューズクローク内にはパントリーへとつながる入り口があり、玄関からパントリー、キッチンへと最短距離でつながっています。備蓄品は土間のクロークに置き、ストック用の食品はパントリーに収納、生鮮食品などの食材はキッチンへ。家事動線がよく考えられた間取りです。
家族の帰宅後ルーティーンが確立する動線
玄関から直接リビングへとつながる動線は来客用に。玄関土間からシューズクローク、ファミリークローゼット、手洗い場へとつながる動線は家族用に。家の中へと進みながら各所で収納していき、最後に手洗いを済ませてLDKへ。家族の帰宅後ルーティーンによって物があるべき場所に収納されるため、散らかり知らずの間取りになっています。
内装まで魅力的な大容量のシューズクローク
玄関から続く土間、合板の壁と白い壁、ダークカラーの天井。ハンガーラックや可動棚の棚柱はブラックで統一。こだわりを感じる内装で、この空間なら片付けることも楽しくなりそうです。靴やアウターに限らず、スーツケースやアウトドア用品も収納できる、大容量のシューズクロークになっています。
内装と調和するモルタル仕上げの土間玄関
玄関とガレージの2方向から出入りできる玄関スペース。引き戸付きのファミリークローゼットを設け、家族全員のアウターやかばんなどをすっきり収納できます。玄関土間はモルタル仕上げになっていて、グレーを基調とした内装との色調がマッチした、クールな印象のエントランスです。
手洗いを忘れないエントランス
家に入ると、手洗い用の洗面ボウルが目に入るようになっています。家族にとっては靴を収納して振り返ればすぐに手洗いができるため、小さなお子さまでも習慣化しやすくなります。また、客人にとっても場所を尋ねることなく自然と手洗いができるため、誰にとってもうれしい手洗い環境が実現したエントランスです。
大容量の収納を隠し持つエントランス
大容量の収納スペースがありながら、引き戸を閉めてしまえばフローリングの木目と壁の白さが際立つ、シンプルで美しいエントランス。壁一面が可動棚になっているため、デッドスペースを作らず効率的に収納可能。玄関からフラットに続く土間スペースがあるため、ベビーカーなど外出時に使うものをスムーズに出し入れできます。
まとめ
使い勝手のいいエントランスにも、さまざまなタイプがありますね。使いやすさに必要な要素は家によってさまざまですが、「広さ」「収納力」「動線」が、キレイを保つための重要なポイントになりそうです。家族にとっても、訪れる人にとっても、エントランスは家の印象を大きく左右する場所になります。使い勝手のいいエントランスを実現するためには何が必要か、実例を見ながらイメージを膨らませてみてくださいね。